2006年12月24日(日)
オオムラサキの越冬幼虫
今日は46歳の誕生日。冬だというのに小春日和のような暖かい日。
久しぶりに美濃加茂へオオムラサキの越冬幼虫探索に出掛けた。
いつものエノキの大木。数枚の枯葉をめくると直ぐに幼虫が見つかっ
た。午後からは家の用事を妻に仰せつかっていたので、午前中で探索
を切り上げたが、3時間程で16頭のオオムラサキの幼虫を採取した。
これで今年の蝶探索も終わり。来春が待ち遠しい。
【オオムラサキの越冬幼虫】
2006年11月04日(土)
ウラキンシジミ・ウラゴマダラシジミの採卵
今日は、同好会でお世話になっている、まささんにご一緒頂き、ウラキン
シジミ、ウラゴマダラシジミの採卵に谷汲方面へ出掛けた。
天候は汗ばむくらいの秋晴れでとても気持ちが良かったが、私は、まささ
んに付いていくのが精一杯という状態で日頃の運動不足を痛感した。
山での途中休憩では、色々なゼフの採卵のコツ等を教えて頂き、お宅では、
たくさんの美しい標本を見せて頂いた。
私は撮影が主なのだが、同種の蝶の集合美を見て、標本をされている方の
気持ちがなんとなく、分かるような気がした。
お土産に夏型のアカボシゴマダラの成虫と幼虫3頭等を頂き帰宅した。
今日は、まささんに同行頂き本当に
楽しい1日を過ごすことが出来た。
【イボタの木に産卵されたウラゴマダラシジミの卵塊】
2006年07月30日(日)
オオイチモンジの幼虫
今年、最後のオオイチモンジの撮影(雌蝶)に高山に出掛けた。
朝、6時に起床し河原のドロノキを確かめながら、先月、雄蝶を撮影した
場所まで林道を登り雌蝶が飛翔するのを待った。しかし、8月も中旬にな
ると無理なのか?、天候は良く暑かったが、風が有り湿度が低く、条件が
悪かったのか?理由は分からないが、結局、姿を見る事ができなかった。
仕方がなく、先週、購入した望遠レンズの性能(エクステンダーを装着し
て合成焦点距離1280mm)を確かめようと、先月、オオイチの雌蝶が
産卵していた20m程のドロノキの撮影を行った。
帰宅して撮影した写真を見てみると非常に分かりづらいのだが、オオイチ
の幼虫が写っていた。さすがに幼虫となると、いかに1280mmとは言
え数mmの幼虫を鮮明に撮影するのは無理のようだ。
【ドロノキの葉の中脈先端に止まるオオイチモンジの幼虫】
コヒオドシの生態写真の撮影に成功
30日(日)、先週の悔しい思いをはらすために高山市を訪づれた。
狙いは、勿論、コヒオドシとオオイチモンジの雌蝶の撮影である。
遅い梅雨明けの今日は日差しがあるものの、風があり比較的過ごしやすい
天候となった。7時頃からずっと、昨年はコヒオドシ、今年はオオイチの
雌蝶を見つけた場所で、彼らが現れるのをじっと待った。10時頃になる
とコムラサキやエルタテハなどが、吸水行動をとり始めたが、コヒオドシ
は現れず。仕方がなく、エルタテハとコムラサキと戯れながら彼らの撮影
を行った。11時頃、もうそろそろ、コヒオドシも現れるはずっとヒヨド
リ花に目をやると、数頭のコヒオドシが..早速、撮り始め20数枚の撮
影を完了した。あとは、オオイチモンジの雌蝶...しかし、待てど暮せど
雌蝶は降りてこず。2~3頭の雌蝶が20m程のドロノキの高所を旋回して
いるのに...なんとも悔しい思いで帰宅した。
【やっと撮影することが出来たたコヒオドシ】
【コヒオドシの撮影の合間に撮ったコムラサキ(上)とエルタテハ(下)】
2006年07月22日(土)
コヒオドシの生態写真撮影に再挑戦
昨年、撮影できなかったコヒオドシの生態写真の撮影とオオイチモンジの雌蝶の
撮影に高山市を訪れた。今日は8時くらいから朝日が差し蝶の撮影には申し分
ない天候となった。15日にオオイチモンジの雌蝶を目撃した工事現場のコンク
リートの塊に染みこんだ水を吸水する所を撮影をしようと考えていたが、工事が
遅れているらしく土曜日というのに、工事が始まり、とても、近づける状況では
なかった。仕方がなくドロノキが沢山自生している場所に移動。そこで、獣糞に
群がるコムラサキやオオイチモンジの雄を見つけ、翅裏の撮影を先日はできてい
なかったので、撮影した。コヒオドシは、発生が遅れているのか見かける事がな
く変わりに、ヒオドシチョウの新鮮な個体を見つけ撮影した。帰る途中、ウラゴ
マダラシジミの綺麗な個体を見つけたので、撮影。コヒオドシやオオイチモンジ
の雌蝶の生態写真は来週末に再々挑戦するつもりで、帰宅した。
【今年羽化したヒオドシチョウ】
【格調高い色合いのオオイチモンジ(雄)の翅裏】
【ウラゴマダラシジミの翅裏(翅表も綺麗だったが撮影できず残念)】