キタキチョウのように他の蝶の撮影の合間に写せるだろうと思っていたが、
衰退が全国的に著しい蝶であることを知り、県内の昆虫を中心とした生き物
の世界を紹介されている方から情報をいただき撮影に出かけた。
現地につくとキタキチョウ、ツマグロヒョウモンやヒメアカタテハが迎えて
くれた。しかし、ツマグロキチョウはいない。カワラケツメイのかわりに食
草となっている帰化植物のアレチケツメイを探したが良く分からず。
しばらく、待つとキチョウにしては少し小さいチョウが近くにとまった。
眼をこらして良く見てみると2本の並行した黒条が明瞭なツマグロキチョウ
が現われた。飛び立たないうちに撮影しなければと逸る気持ちを抑えなんと
か、落ち着いて数枚の写真をなんとか撮ることができた。
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山県市で蝶を撮影されている方からメスグロヒョウモンを観察できる場所を教えて頂き、
その場所へ22・23日と出かけた。22日はポイントに到着して、すぐに雌蝶を見つけ
ることができたが、撮影に至らず、オオウラギンスジヒョウモンのみ撮影し帰宅。
再度、23日に同じ場所へ・・・・・。しかし、どうしたことか見られる蝶は、オオウラ
ギンスジヒョウモンのボロかキチョウ程度。幸い、メスグロヒョウモンが観察できる場所
を数箇所教えて頂いていたので、別の場所へ。
数頭の雌蝶と雄蝶を目撃。なんとか、雌蝶の撮影ができたが残念ながら雄蝶の撮影はでき
なかった。来年も当地を訪れ新鮮な雄、雌の撮影に挑戦しようと思う。
【メスグロヒョウモン(♀)】
【オオムラギンスジヒョウモン】
【オオムラギンスジヒョウモン】
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知り合いの方に教えて頂いたクロコムラサキのポイントを訪れた。
はじめは下道を行く予定としていたが、やはり時間的な余裕を考え高速を使う事にした。
到着後、水辺にあるヤナギの木等、コムラサキが寄り付きそうな場所を探し、ヤナギを
旋回する個体を見つけた。
良く見ると普通のコムラサキで、やはり、そう簡単には見つからないだろうと思いなが
ら、ふと足元をみると地面で吸水するクロコムラサキを発見。撮影を試みたが、なかな
か翅を広げてくれないので採取してしまった。
その後、ヤナギの葉の上で翅を休めるクロコムラサキを見つけ撮影した。
なお、当地にはミズナラ、コナラ、カシワ、カシなどゼフの食樹が沢山自生しており、
何種類かのゼフの撮影が期待できそうな場所であった。来年はゼフ狙いで当地を訪れ
てみようと思う。
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どうしても、岐阜県内でのヤマキチョウの撮影を成功させたいと思い、知り合いの方
が見掛けられたというポイントに出掛けた。朝7時頃にそのポイントに着き朝食をと
った後、辺りを探索した。10時近くになってもオオミスジやヒカゲチョウ程度しか
観察できず、一旦、別の場所へ。
その後、初めのポイントに戻り昼食をとり、フラフラと。。すると力強く、飛翔する
本種が現われ数枚の写真を撮った後、採取を試みたが残念ながら失敗。
なんとか採取したいと粘ったが、チャンスは訪れず、未撮影のスジグロチャバネセセ
リを撮影し、本日の成果に満足しながら帰宅の途についた。
【コオニユリの花を吸蜜する岐阜県産のヤマキチョウ】
【スジグロチャバネセセリ】
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高山蝶のクモマベニヒカゲの撮影に高山へ出掛けた。
満足のいく写真が撮影ができることを期待し、生息地まで4時間30分をかけて
登山をした。午前中の天候は申し分なかったのだが、肝心のクモベニは1頭だけ
目撃できただけで、後はさっぱり。。午後からはガスが掛かりはじめたので、諦
め下山する事にした。クモベニは撮影できなかったものの、クガイソウに群がる
オオゴマシジミやクロヒカゲ、ヤマトスジグロシロチョウの撮影、林道に自生す
る蝶の食草、食樹を撮影しながらの下山は自然を満喫できるものであった。
途中、オオイチの食樹であるドロノキの根元にふと眼をやると、なにやら黒い物
体が。。。オオイチを狙う人か?いや!違うクマだ!幸い、クマのいる河川敷と
林道は石垣で隔たれており襲ってくる事はなかったが自然界で初めて出会うクマ
はやはり怖かった。
【クガイソウに群がるオオゴマシジミ】
【クロヒカゲ】
【ヤマトスジグロシロチョウ 】
【遭遇したクマ(3~4ヶ月くらいの小熊だったが。。)】
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HPに掲載しているオオイチモンジの♀蝶写真よりも、もう少し、ましな写真を撮ろう
と高山に出掛けた。今週はじめから天候が不安定な状態が続いており、この日は、ほん
のわずかな 晴れ間が望める程度といった状況であった。
1頭のオオイチ♀が朝方、産卵木で数回旋回してくれたが、それ以降、パタリとこなく
なってしまった。雷雨になると危険なので、早々にいつもの場所を離れ、のんびり、
下山しながら、ヤマトスジグロシロチョウやヤマキマダラヒカゲ等、未撮影種の撮影を
しながら帰宅した。オオイチモンジの探索も、この日で終了とした。
【ヤマトスジグロシロチョウ】
【ヤマキマダラヒカゲ】
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2008年にミヤマモンキチョウの撮影を行ったが、♂蝶の写真が満足のいくもの
でなく、また、タカネヒカゲの食草であるイワスゲ、タカネキマダラセセリ等の食
草であるイワノガリヤス が撮影できていなかったので、これらの撮影を目的に飛騨
市を訪れた。採集圧のためか、ミヤマモンキは2011年から数を減らし、今年は
3頭しか確認できず、♀蝶の撮影と食草の撮影はできたが、残念ながら目的の♂蝶
を撮影することはできなかった。
しかし、3,000m級の山を登るのは、少々、辛くなってきたので、今回の山行
でタカネヒカゲとミヤマモンキの探索は終了とした。
【タカネヒカゲ】
【ミヤマモンキチョウ♀】
【イワスゲ】
【イワノガリヤス】
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図鑑だけの情報では見分けが難しいと感じていたヤマキチョウの実物、食樹である
クロツバラそれとチャバネセセリの観察を目的に長野へ出かけた。家を4時に出発、
現地に7時頃に到着、残念ながら、チャマダラセセリは姿を現さなかったが、10時
くらいから有難い事にヤマキチョウが飛翔し始めたので撮影に取り掛かった。♀蝶は、
クロツバラに産卵にくるので撮影しやすかったが、♂がなかなか、静止してくれず苦
労した。その後、岐阜県側で探索をしたが、悔しい事に観察することが出来なかった。
岐阜県内でも時折見られる等の情報もあり、絶滅とはせず、しばらくは、長野県側で
撮影した写真を掲載することにし帰途についた。
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年度末の納品を終え、28日から連休を取り、今日は連休3日目。
昨日と変わって今日は晴天、桜も八部咲き。気持ちの良い日なので、ギフチョウの
撮影に出かけた。いつもの場所に着くと、既に何頭かのギフチョウが飛翔しており
早速、昨年の暮れに購入したEOS6Dで撮影した。
何枚かの写真を撮り、車に戻ると網をもった蝶屋さんに遭遇。
自分だけのポイントであったが。。。ギフチョウだけでなく、カンアオイも沢山自
生している場所なので、荒らさないでほしいと祈りながら帰宅の途についた。
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