今年最後の遠征。ヤマキチョウを求めて高山市を訪れた。
蝶を制するには食草を抑えるに限ると考えクロツバラを探索。それらしい樹木は見つけたもの
の確信がもてずヤマキチョウが飛んでこないものかと期待したがスジボソのみ。仕方がなく、
タカネトウウチソウ、ヒメジョオン、シモツケソウ等、高原性の植物が自生する場所へ移動。
暫くシータテハ、クジャクチョウ、ウラナミシジミ等の撮影をしていると勢いよく飛翔する黄
色い蝶を発見し採取。翅の突起の特徴からヤマキチョウかと期待し自宅に持ち帰り撮影。
残念ながらスジボソヤマキチョウであった。それにしても両種は酷似しており見分けるのに苦
労するが、来年こそは撮影を終えたいと思う。
【スジボソヤマキチョウ】
【ヤマキチョウと思い採取し自宅にて撮影したスジボソヤマキチョウ】
【シータテハ】
【クジャクチョウ】
【ウラナミシジミ】
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ヤマキチョウの撮影で高山市を訪れた。
朝、7時30分に現地に着き、朝食を車の中で済ませ撮影に。
まず、最初に出会ったのはツマグロキチョウ、未撮影種なのでなんとか撮影したいと
粘ったが、なかなか止まってくれない。今日の本命はヤマキチョウなので、諦めてヤ
マキチョウを探す。30分くらい経った所で、アザミに吸密するヤマキチョウらしき
蝶を発見。そっと近ずき撮影。しかし、スジボソヤマキチョウだった。
その後、ヤマキチョウらしき蝶を追いかけたが全てスジボソ。結局、今回の挑戦では
お目に掛る事ができなかった。来年こそは撮影に成功できるように食樹の探索から始
めたいと思う。この日は、スジボソ、ツマグロ以外にジャノメ、クジャクチョウと遭
遇できた。
Categories: 蝶
7月29日のリベンジでヒメシロチョウの撮影に飛騨市を訪れた。
今回は、食草のツルフジバカマが自生している場所を探すことで可能性を期待した。
朝、8時にはツルフジバカマがある場所を見つけ待つこと30分、弱々しく飛翔する
白い個体をみつけヒメシロ?っと思いながらササに止まる蝶に近づいた。
初めて見るその蝶はモンシロチョウよりも一回り小さく、その白さは気品を感じさせ
るものであった。それから11時30分頃まで産卵シーンや卵の撮影、飛翔シーンの
撮影を行い、昼食をとり成果に満足しながら帰宅の途についた。
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高山蝶の撮影をなんとか終えることができたので、今年は高原性の蝶の撮影種を増
やそうと、ヒメシロチョウの撮影に飛騨市を訪れた。
朝方は若干雲が多かったが9時ごろからは晴れ間が出て蝶の撮影には絶好の天候
となった。ダイミョウセセリ、モンキチョウ、チャバネセセリ、モンシロチョウ、
ヒメアカタテハ等の蝶は観察できたが、時期が悪かったのか、ポイントが違うのか
肝心要のヒメシロチョウが一向に現れず撮影することが出来なかった。
やはり、局所的に発生する蝶を撮影することは難しいようだ。また、楽しい苦しみ
を味わうことになりそうである。(^^;;
【アカツメクサの花に吸蜜するモンキチョウ♂】
【モンキチョウ♀】
【ヒメアカタテハ】
【ダイミョウセセリ】
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今年も7月17日と27日にオオイチモンジ雌蝶の撮影を目的に高山へ出かけた。
17日は高所に止まるオオイチしか捉えることができず、27日に再挑戦し運よく
低い枝におりてきた個体が あったのに撮影よりも採取することに熱中してしまい、
満足のいく写真を撮影することができなかった。この日はクジャクチョウ、ギン
ボシヒョウモン、アサキマダラ、コチャバネセセリ、ミヤマカラスアゲハ等を撮影
しながら下山した。
【産卵に来たオオイチモンジ雌】
【ヒヨドリバナに吸蜜するギンボシヒョウモン】
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梅雨の合間の貴重な晴れ間に少しでも撮影種を増やすべく高山まで遠征した。
岐阜県では棲息域が限られるフタスジチョウではあるが、なんとか無事に撮影する
ことができた。この日は未撮影だったギンイチモンジセセリやフタスジチョウを撮
影した場所のイラクサにクジャクチョウの幼虫を見つけ撮影した。また、ウスバシ
ロチョウが多く飛翔しており非常に充実した1日を過ごすことができた。
【フタスジチョウ】
【ギンイチモンジセセリ】
【クジャクチョウの幼虫】
【ウスバシロチョウ】
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今年初めての蝶のフィールド探索。
シーズンの始まりは、やはりギフチョウから。
と言うことで、今日は、ギフチョウの観察に出かけた。
朝8時に自宅を出発し、9時ごろにいつもの場所に到着。待つこと20分足ら
ずで、1頭目のギフチョウが現れた。その後、何頭ものギフチョウが 乱舞しは
じめ、写真撮影に没頭した。
数枚の写真を撮り終え、休憩しようと思ったところ、近くから、カサカサっと
言う音が聞こえる。音のする方へ目をやるとギフチョウが翅をパタパタさせな
がら交尾している。初めての交尾シーンということで撮影したが、残念ながら
ちょっとピンボケになってしまった。
しかし、例年は1~2頭くらいしか 確認できないのだが、何頭ものギフチョウ
の飛翔を春風にあたりながら、観察できたことで、おおらかな気持ちになるこ
とが出来た。
この他、ミヤマセセリが飛翔していたので撮影したが、テングチョウは何故か
見かけなかった。
【スミレの花に吸蜜するギフチョウ】
【交尾中のギフチョウ】
【翅を温めるミヤマセセリ】
Categories: 蝶