
ショウキラン(赤)
(籾糠山 2021.7.22)

ショウキラン(白)
(籾糠山 2021.7.22)
深山の樹林下やササ原に生える多年草の無葉蘭。根茎は地中をはって分枝し、りん片葉の跡が環状につく。表面には全体に小突起がある。茎は白色でやや紅紫色を帯び、高さ10〜25cmになる。毛はなく、りん片葉をまばらにつける。茎の先にまばらな総状花序をつけ、淡紅紫色で径3cmほどの肉質の花をつける。花柄は長く開花面は横に向き半開する。唇弁は袋状でほとんど白く、舷部に紫色の斑点がある。距は長楕円形で先は淡黄色。側花弁は2個が接して唇弁をおおっている。花柱は唇弁より短い。属名のYoaniaは江戸時代の蘭学者、宇田川榕庵にちなんでつけられた。和名は鐘馗蘭の意味で、花の印象を頬当をした武者の顔に見立て、それから鬼を追い払う鐘馗を連想した名であるという。。
花期:6〜8月 生育地:深山 |
参考文献:「山渓カラー名鑑 日本の野草」山と渓谷社
「葉でわかる樹木」625種の検索 馬場多久男 信濃毎日新聞社 |