レンゲツツジ Rhododendron japonicum



レンゲツツジ
(長野県富士見町 入笠山 2016.6.18)

落葉低木。樹高は1〜2mになる。葉は単葉で互生し、枝の先端に集中する。葉身は倒皮針状長楕円形または長楕円形で、長さ5〜10cm。幅は2〜5cm。葉柄は0.3〜0.7cm。葉の表面は緑色で毛は散生するが、裏面は淡緑色で葉脈上に毛が多い。葉縁は全縁で、波状となり毛がある。花は5〜6月。北海道(西南部)・本州・四国・九州の山地帯に普通。葉の裏の白いものをウラジロレンゲツツジ、花の黄色のものをキレンゲツツジという。

参考文献:「山渓カラー名鑑 日本の野草」山と渓谷社
               「葉でわかる樹木」625種の検索 馬場多久男 信濃毎日新聞社