オゼソウ Japonolirion osense Nakai



オゼソウ
(白馬岳 2021.7.16)

高山の草地に群生する多年草。茎は高さ10〜35cmになる。茎と葉柄にはあらい毛があるが、開出せず、斜上するかまたは伏毛となる。根生葉は長い柄があって数枚が互生し、広卵形で3つに深く裂け、裂片はさらに2〜3裂する。両面に伏毛が多い。上部の茎葉は小さくて柄がなく3〜5裂する。花は径2.5cmほど、萼片は5個で表面にはつやがある。花のあと、そう果が多数集まって球形となる。そう果は倒卵形で長さ2.5mm、花柱は長さ0.5mmほどで先はかぎ状に曲がる。和名は深山に生える金鳳花の意味である。
花期:7〜8月、生育地:高山

参考文献:「山渓カラー名鑑 日本の野草」山と渓谷社
               「葉でわかる樹木」625種の検索 馬場多久男 信濃毎日新聞社