ニリンソウ
(霊仙山 2021.4.25)
山麓の林のふちや林内、竹林、土手などに生える多年草。しばしば群落をつくる。根茎は地中を横にはうか斜めにのび、多肉質で短く、まばらにひげ根をだす。茎は高さ15~25cmで、全体にまばらに毛がある。根生葉は3全裂し、側裂片はさらに深く2裂する。茎葉は3枚輪生し柄はない。春になると、茎葉の間から普通2本の長い柄をだし、先端に径1.5~2.5cmの白花を開く。萼片は花びら状で、普通5個ある。和名の二輪草は2個の花をつけることによる。ただし、1個または3個のこともある。
花期:4~5月、生育地;山野 |
参考文献:「山渓カラー名鑑 日本の野草」山と渓谷社
「葉でわかる樹木」625種の検索 馬場多久男 信濃毎日新聞社 |
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