ミヤマアズマギク Erigeron thunbergii subsp.glabratus



ミヤマアズマギク
(白馬岳 2021.7.17)



ミヤマアズマギク
(白馬岳 2021.7.17)

本州の中部地方以北と北海道の高山や寒帯の乾いた礫地に生える多年草。アズマギクの高山型の変種で、千島、カムチャッカ、中国東北部、シベリアなどに広く分布する。本州では白馬岳周辺や早地峰山などの金属分を多く含む超塩基性岩地に多く生える。根生葉はへら形で、長さ5〜10cmの葉がロゼット状につき、先はまるいか、またはややとがり、基部はしだいに細くなる。茎につく葉は上部ほど細くなり、茎の先端に径3cmほどの頭花を1個上向きにつける。中心の筒状花は黄色で、まわりに2〜3列に線形の舌状花を多数つけ、花の色は濃い。そう果は2cmほどで毛があり、冠毛は長さ2.5〜3.5mmで白い。この属とシオン属とはつながりが深く、舌状花の列が多く、花弁が細いことなどで区別する。
花期:7〜8月 生育地:高山

参考文献:「山渓カラー名鑑 日本の野草」山と渓谷社
               「葉でわかる樹木」625種の検索 馬場多久男 信濃毎日新聞社