キバナノコマノツメ Viola biflora



キバナノコマノツメ
(八ヶ岳 2017.6.3)

北半球亜寒帯の高山や深山の湿り気の多い草地などに生える。地下茎は地中で深く入り、長い柄のある根生葉を1〜2枚だす。茎は細く、高さ5〜20cmで、まばらに3〜4枚の茎葉をつける。葉身は腎形で、先はまるく、幅1.5〜3.5cm、表面や裏面の脈上、ふちに毛がまばらに生え、鮮緑色で薄くやわらかい。花は約1cmと小さく、花弁は細く距はごく短い。
花期:6〜7月 生育地:高山、深山

参考文献:「山渓カラー名鑑 日本の野草」山と渓谷社
               「葉でわかる樹木」625種の検索 馬場多久男 信濃毎日新聞社