カワラナデシコ Dianthus superbus var. longicalycinus



カワラナデシコ
(高根村 2013. 8.15)

山野の日当たりのよい草原や河原などに生える多年草。茎は直立し、上部で枝分かれして30〜100cmになる。葉は対生し、線形または披針形で、長さ3〜10cm、基部は茎をすこし抱く。淡紅紫色の可憐な花が咲く。苞は3〜4対あり、先は細くとがる。萼は細長い円筒形で先端は5裂する。花弁は5個、長い爪部があり、先は深く裂け、基部にひげ状の毛がある。秋の七草のひとつ。
花期:7〜10月、生育地:山野

参考文献:「山渓カラー名鑑 日本の野草」山と渓谷社
               「葉でわかる樹木」625種の検索 馬場多久男 信濃毎日新聞社