ジュウニヒトエ Ajuga nipponensis



ジュウニヒトエ
(長野県 2018.4.28)



ジュウニヒトエ
(長野県 2018.4.28)



ジュウニヒトエ
(長野県 2018.4.28)



ジュウニヒトエ
(長野県 2018.4.28)



ジュウニヒトエにミヤマセセリが吸蜜に
(長野県 2018.4.28)

この花の重なっていく姿を、宮中の礼装として着用した十二単に見立てた名である。農道のふちやよく下刈りされた林の中に生える多年草。花茎は数本株立ちとなり、高さ10〜25cmで全体が白い毛におおわれる。花は茎の先に何段も輪生し、4〜8cmの穂状につき、下から咲き上がる。花冠は長さ9mmの唇形で、上唇は小さく、下唇は幅広く、深く3裂する。
花期:4〜5月 生育地:丘陵、野原

参考文献:「山渓カラー名鑑 日本の野草」山と渓谷社
               「葉でわかる樹木」625種の検索 馬場多久男 信濃毎日新聞社