ジャケツイバラ Biancaea decapetala

 

ジャケツイバラ)
(河川環境楽園 2022.5. 2)



ジャケツイバラ)
(河川環境楽園 2022.5. 2)

つる生の高さ1〜2mの落葉低木。有毒植物。茎と葉軸の裏面に鋭く丈夫な逆刺をもつ。若い茎には柔らかい毛を生じるが、後に無毛となり、棘は次第に強く発達する。葉は偶数2回羽状複葉で互生し、全体の長さが20〜40cm にもなる。3〜99対の羽片には、それぞれに5〜10対の小葉を並べる。小葉は長さ1〜2cmの長楕円形で、鮮やかな緑色をしている。表面には細かな毛があり、裏面は白っぽくなる。枝先に長さ約20〜30cmにもなる総状花序が葉の上に上向きに出る。花は径25〜30mmの鮮やかな黄色。5枚の花弁は大きく開くがわずかに左右対称、上1枚は小さく赤い筋が入る。雄しべは赤く目立ち、花糸の中央より下に白い毛が密生する。通常、雌しべは10本の雄しべに包囲され、外からは見えにくい。萼は黄緑色で5片からなる。果実は豆果で、長さ10 cmほどになる。和名は蛇結茨。茎の鋭い棘が蛇をも指してしまうなどの由来がある。

茎の鋭いトゲが蛇をも指してしまうという意味だとす
花期:4〜6月、生育地;山野、河原、高源、川岸

                 参考文献:「日本の樹木」5巻(増補改訂ベストフィールド図鑑 学習研究社