イワシモツケ Spiaea nipponica



イワシモツケ
(八方尾根 2020.6.27)



イワシモツケ
(八方尾根 2020.6.27)

樹形は高さは1〜2mになり、よく分枝する。若い枝は淡褐色、古い枝は黒褐色を帯び、稜角があり、毛は無い。葉は変異が多く、狭長楕円形、倒卵形、倒卵円形、広楕円形または楕円形になり、葉先は円頭または鈍頭、基部は鈍形から円形または切形になる。質は厚く、両面とも無毛で、裏面は粉白色はたは淡色、縁は全縁か先端に2〜3個の鈍鋸歯がある。葉柄は長さ1.5〜9mmになり、互生する
今年枝の先端に径3〜3.5cmになる散房、ときに複散房の花序をつくり、径7〜10mmの白色の5弁花を多数つける。萼は筒状で無毛、萼裂片は長さ1mmになる卵状3角形で、花後、果期にも直立して残り、反曲しない。花弁は、長さ2mm、幅2.5〜3mmの横に広い楕円形から円形で、開出し、または反り返る。 雄蕊は約20本あり、花弁と同じ長さ。子房は5個あり、有毛で、それぞれに無毛の花柱を1個付ける。果実は長さ3〜4mmの袋果となる。種子は長さ2〜2.5mm、幅0.5mmの半長楕円形で、褐色で毛は無い。
花期:5〜7月 生育地:高山
 参考文献: 『佐竹義輔他編『日本の野生植物 木本T』 
  『樹に咲く花(離弁花1) 山溪ハンディ図鑑3』
  『新牧野日本植物圖鑑』