ホザキノミミカキグサ Utricularia racemosa

 

ホザキノミミカキグサ
(御嵩町 2018.8.11)
湿地に見られる多年草の食中植物。地下茎は白く、細い糸状で長く地中をはい、根に少数の捕虫?を持っている。地下茎のところどころから、長さ2〜3.5mmのへら形の地上葉が集まってでる。日本産のミミカキグサの中ではもっとも大きく、花茎は10〜30cmになる。その先に長さ4mmほどの淡紫色の花を4〜10個つける。花柄が短く穂状花序に見えるので穂咲の耳掻草という。
花期:6〜9月 生育地:湿地
 
参考文献:「山渓カラー名鑑 日本の野草」山と渓谷社
               「葉でわかる樹木」625種の検索 馬場多久男 信濃毎日新聞社