ヒヨドリバナ Eupatorium chinense



ヒヨドリバナ
(高山市 2003.8. 1)



ヒヨドリバナ
(高根村 2001.8.25)

各地の山野に多く見られる1〜2mの多年草。茎には縮れた毛があってざらつく。葉は薄く、卵状長楕円形または楕円形で、ふちに鋭い鋸歯がある。両面に縮れた短い毛がまばらに生え、裏面には腺点がある。葉にはつやも香気もない。上部の枝先に多数の頭花をつける。筒状花は白色だが、まれに紫色を帯びる。しばしば、ウィルス病で、葉に黄色の斑紋があらわれる。
花期:8〜10月、生育地:山野

参考文献:「山渓カラー名鑑 日本の野草」山と渓谷社
               「葉でわかる樹木」625種の検索 馬場多久男 信濃毎日新聞社