ハルリンドウ Gentiana thunbergii



ハルリンドウ
(御嵩町 2017.3.27)



ハルリンドウ
(御嵩町 2017.3.27)

東アジアの温帯の日当たりのよい、やや湿った山野に広く分布する2年草。全体が淡緑色を帯び、高さ10cmくらいになる。根生葉はロゼット状につき卵形。茎葉は卵状披針形。花茎は数本が集まって立ち、先端に青紫色の花を1個上向きにつける。花冠は長さ2〜3cmで漏斗状をしており下部は筒となる。裂片は三角状披針形。萼筒は8〜15cm、萼裂片は披針形で直立しそり返らない。
花期:3〜5月 生育地:山野(湿原)

参考文献:「山渓カラー名鑑 日本の野草」山と渓谷社
               「葉でわかる樹木」625種の検索 馬場多久男 信濃毎日新聞社