ヤエヤマイチモンジ Athyma selenophora

羽化したばかりのヤエヤマイチモンジ
(沖縄県石垣島万勢山林道 2006.4.23)

吸蜜するヤエヤマイチモンジ
(石垣島 2006.4.23)

ヤエヤマイチモンジの翅裏
(石垣島 2006.4.23)


形 態 前翅長♂27〜34mm。♀34〜38mm。♂は翅を広げると1本の白色帯、♀は3本の白色帯をもつ。♀はシロミスジによく似るが、裏面の地色が黒褐色。
出現期 ほぼ、周年発生する。
生 態 山地の樹林周辺、渓流沿いに棲む。♂は敏速に飛び、地上や岩の上に翅を開いてとまって、占有行動をとる。リュウキュウヒヨドリバナなどで吸蜜したり、湿地でよく吸水する。
食 草 アカネ科のアカミズキ、コンロンカ。
幼 虫 体長35mm。頭部と棘は茶褐色。胴部の地色は緑色、背面に黒色斑が1つある。
参考文献: 検索入門 チョウ@ 渡辺康之 著 HOIKUSHA 保育社