オオミスジ Neptis alwina |
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アンズの葉で翅を休めるオオミスジ |
形 態 | 前翅長33〜34mm。コミスジに似るが、前翅端に白色斑があり、中室にある斜白線に切れ込みが入る。また、翅型が横長である。♂は後翅表の前縁に灰白色の性標がある。 |
出現期 | 年1回、6月から羽化を始め、8月まで。 |
生 態 | プラムなどの果樹園、人家の庭に棲み、低山地から山地まで棲息域が広い。食樹の周辺を滑空、シシウドなどで吸蜜する。地上で吸水することもある。 |
食 草 | バラ科のスモモ、ウメ、アンズなど。 |
幼 虫 | 体長35mm。頭部は茶褐色、胴部は緑色。胸部に3対、腹部に3対の突起をもつ。 |
撮影手記 | オオミスジは、コミスジ等と同じように黒地に3本のすじが描かれたような翅を持つ蝶です。コミスジに比べ倍以上の大きさで、アンズの木の周辺をゆるやかに滑空するように飛んでいました。ミスジチョウはどれも良く似ていて撮影時は、ホシミスジかとも思ったのですが、前翅の先端に白い紋がありオオミスジと確信しました。 |