ミドリヒョウモン Argynnis paphia |
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![]() オカトラノオの花に吸蜜するミドリヒョウモン (美濃加茂市山之上 2001.6.16) |
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オカトラノオの花に吸蜜するミドリヒョウモン |
形 態 | 前翅長31〜40mm。もっとも普通に見られる大型ヒョウモン類。後翅裏面の地色が黄緑色。外縁が白色をおび、3本の太い白帯の縦すじを持つ。♂の翅表の地色は橙赤色。前翅の翅脈に沿って4本の発香鱗条(性標)があり、他種のものより太く明瞭。♀は地色が黄色をおび、翅表の黒斑が発達する。さらに前翅端には白斑をもつ。 |
出現期 | 年1回の発生。暖地では5月下旬より羽化、6月ごろまで活動する。夏期は山地を除いて姿が見られなくなり、秋に再び現れる。山地では7〜8月に見られ、夏期にも活動する。越冬態は卵または1齢幼虫。 |
生 態 | 雑木林の周辺に棲み、渓流沿いにも多い。山頂や開けた草原に飛来する。アザミ類、ノリウツギ、クリ、オカトラノオなどで吸蜜する。地上で吸水することも多い。秋に産卵活動を行い、食草に直接産むことは少なく、近くの樹幹などに1卵ずつ産み付けする。 |
食 草 | スミレ科のスミレ、タチツボスミレなど。 |
幼 虫 | 体長45mm。頭部は黒色、胴部は褐色、前胸部に1対の長い突起があり、胴部の突起も他種より細長い。背面には黄色の2本の縦縞がある。 |
撮影手記 | オカトラノオの花に2〜3頭のミドリヒョウモンが吸蜜に来ていたところを撮影しました。警戒心がないのか、花の蜜に夢中になっていた為か、近づいても逃げる様子もなく、おかげで鮮明な写真を撮ることができました。 |