コツバメ Callophrys ferrea |
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笹の葉で翅を休めるコツバメ |
形 態 | 前翅長11〜16mm。後翅の下端が突き出る。裏面は茶褐色で、基部が淡い。翅表の基半部は青色。外縁に幅広い黒褐色帯がある。♂は前翅の前縁に、黄褐色の性標をもつ。♀は♂より大きく、青色部が広い。 |
出現期 | 年1回、暖地では3月下旬から4月に羽化、寒冷地では5〜6月に見られる。蛹で越冬する。 |
生 態 | 雑木林の周辺に棲み、林縁を敏速に飛ぶ。♂は占有行動をとる。フキノトウやキブシなどで吸蜜、地上でよく吸水する。 |
食 草 | ツツジ科のアセビ、ツツジ類、バラ科のサクラ類、シモツケ類、スイカズラ科のガマズミなど。花、果実、若葉を食べる。 |
幼 虫 | 体長16mm。細長いわらじ型。緑色や紅緑色。 |
撮影手記 | トラフシジミと一緒にコツバメが多数飛びまわっており、ついでにと言っては彼らに申し訳ないのですが、撮影しました。とても、敏速に飛ぶ蝶なのですが、以外と簡単に撮影させてくれました。 |