コムラサキ(黒色型)別名:クロコムラサキ Apatura metis Freyer

ヤナギの葉で翅を休めるコムラサキ♂(黒色型)
(岐阜県某所 2013.8.16)

 

ヤナギの葉で翅を休めるコムラサキ♂(黒色型)
(岐阜県某所 2013.8.16)
 

吸水するコムラサキ♂(黒色型)
(岐阜県某所 2013.8.16)

形 態 前翅長30〜42mm。中型で裏面の地色は橙褐色、淡色の帯がある。翅表は地色が茶褐色のものと黒褐色の2型があり、遺伝型とされる。♂は紫色の金属光沢を持ち、♀にはない。黒褐色はクロコムラサキの別名があり、分布が限られる。県内では、神岡・上宝方面でみられる。
出現期 年2〜3回発生。5月下旬から10月にかけて見られる。
生 態 市街地でも見られ、河川敷などのヤナギ類の生えるところに棲む。食樹の周りを敏速に飛び、ヤナギ類、クヌギの樹液を吸う。
食 草 ヤナギ科のコゴメヤナギ、シダレヤナギなど多くのヤナギ類を食べる。
幼 虫 体長40mm。緑色で頭部に1対の突起、胴部に1対の突起を持つ。
撮影手記 知り合いの方に教えて頂いたクロコムラサキのポイントを訪れた。はじめは下道を行く予定としていたが、やはり時間的な余裕を考え高速を使うことにした。到着後、水辺にあるヤナギの木等、コムラサキが寄り付きそうな場所を探索し、ヤナギを旋回するコムラサキを見つけた。良く見ると標準的なコムラサキでやはり、簡単には見つからないかと思いながら、ふと足元をみると地面で吸水するクロコムラサキを発見。撮影を試みたが失敗。その後、ヤナギの葉の上で翅を休めるクロコムラサキを見つけ撮影した。なお、当地にはミズナラ、コナラ、カシワ、カシなどゼフの食樹が沢山自生しており、何種類かのゼフの撮影が期待できそうな場所であった。来年はゼフ狙いで当地を訪れてみようと思う。
参考文献: 検索入門 チョウ@ 渡辺康之 著 HOIKUSHA 保育社