コヒオドシ Aglais urticae

ヒヨドリバナに吸蜜に来たコヒオドシ
(岐阜県某所 2006.7.30)

後翅の青がとても美しいコヒオドシ
(岐阜県某所 2006.7.30)

コヒオドシの翅裏
(岐阜県某所 2006.7.30)


形 態 前翅長23〜30mm。ヒオドシチョウよりずっと小型、翅表は地色が橙赤色、基部は黒色、前翅に幅広い黒条がある。裏面は前翅が明るい黄褐色、後翅は黒褐色。
出現期 年1回の発生。6月下旬〜7月に羽化、8月に多い。成虫で冬を越す。
生 態 発生地は亜高山帯の樹林内が主で、羽化後すぐに高山帯へ移動する。アザミ類、ウサギギクなど多くの高山植物の蜜を吸う。一部は高山帯で越冬する。
食 草 イラクサ科のホソバイラクサ、エゾイラクサ。
幼 虫 体長40mm。地色は黒色、黄白色の縦縞をもつ。
撮影手記 2001年から5年間、毎年、コヒオドシを探し求め、昨年、漸く観察することが出来た場所へ、生態写真を撮影する目的で再度訪れた。11時頃になり、予想通り数頭の新鮮なコヒオドシが現れ、早速、撮影に取りかかり20枚ほどを撮影した。しかし、満足のいく写真を撮影することは難しく、今回撮影した中でもまあまあと思うものを掲載した。
参考文献: 検索入門 チョウ@ 渡辺康之 著 HOIKUSHA 保育社