キタキチョウ Eurema mandarina

枯葉についた水滴を吸水するキタキチョウ
(揖斐郡久瀬村 2002.8.16)


形 態 前翅長18〜27mm。黄色で後翅の外縁が角張る。低温期(秋型)には前翅の黒帯がせまくなる。♀は淡色。
出現期 成虫で冬を越し、ほぼ周年見られる。第1回目は5〜6月ごろに羽化、年4〜5回の発生。
生 態 平地から低山地の河原、林縁に棲み、ゆるやかに飛ぶ。ハギ類などで吸蜜したり、吸水する。
食 草 マメ科のネムノキ、メドハギ、ヤハズソウなど。
幼 虫 体長30mm。黄緑色で体側に白色線がある。
撮影手記 モンキチョウよりも、はっきりとした黄色に黒縁のあるこの蝶は平地や河原、市街地の公園などで良く見かける蝶です。見かけと同じく明るい場所が好きなようで、蝶の撮影に出掛けた折には必ず見かけるため、なかなか、撮影しなかったのですが、たまたま、近くにとまったので撮影しました。
参考文献: 検索入門 チョウ@ 渡辺康之 著 HOIKUSHA 保育社