キバネセセリ Bibasis aqulina |
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キバネセセリ |
形 態 | 前翅長21〜26mm。地色は黄褐色、♀は前翅表に黄色斑がある。♂は黄色斑がうすい。 |
出現期 | 年1回、7〜8月に羽化する。越冬態は若〜中齢幼虫。 |
生 態 | 本州以南では山地性。落葉広葉樹林に棲む。林道沿い、林縁を素早く飛び、♂は湿地で吸水集団をつくる。樹液を吸ったり、獣糞にも集まる。ヒヨドリバナなどで吸蜜する。日中、樹上の葉裏にとまっていることがある。 |
食 草 | ウコギ科のハリギリ(センノキ)。 |
幼 虫 | 体長40mm。頭部は赤褐色。胴部は茶褐色、白色の縦縞をもつ。葉の一部を巻いて巣をつくる。 |
撮 影 | 『夢見ぬ蝶愛好家の部屋』石綿さん提供。 |