ホシミスジ Neptis pryeri

吸蜜するホシミスジ
(吉城郡上宝村 2005.7.18)



形 態 前翅長23〜34mm。翅表の前・後翅にかけて3本の白色帯がある。後翅裏面の基部に小黒点が分散するので、他種と区別できる。♀は♂よりやや大きい。
出現期 暖地では5〜10月にかけて、年2〜3回の発生。ふつう山地や寒冷地では、年1回6月から羽化、7〜8月まで見られる。おもに3齢幼虫で越冬する。
生 態 食樹との結びつきが強く、市街地から山地の草地、露岩地まで幅広く棲息する。飛び方は緩やか、棲息地の周辺をあまり離れない。ウツギ、シモツケなどで吸蜜したり、地上で吸水する。
食 草 バラ科のシモツケ、アイズシモツケ、ユキヤナギ、コデマリなど。
幼 虫 体長30mm。褐色で、胴部に4対の突起をもつ。
撮影手記 目的の蝶の撮影チャンスを待っている間に見つけたホシミスジです。この日は快晴でしたが、鮮明な画像で撮影することができず残念でした。。
参考文献: 検索入門 チョウ@ 渡辺康之 著 HOIKUSHA 保育社