ヒメキマダラヒカゲ Zophoessa callipteris

翅を休めるヒメキマダラヒカゲ
(飛騨市 2013.7.20)

 

翅を休めるヒメキマダラヒカゲ
(飛騨市 2013.7.20)


形 態 前翅長25〜34mm。地色は黄褐色、後翅裏面に眼状紋がある。♀は♂より大きく、地色が淡い。
出現期 低山地では、5月中旬より羽化を始める。9月まで年1〜2回の発生。山地や寒冷地では年1化で、7〜8月に見られる。越冬態は3〜4齢幼虫。
生 態 本州以南では山地性。ササの群生地に棲み、ゆるやかに飛ぶ。クガイソウ、ヒヨドリバナなどで吸蜜し、地上で吸水する。
食 草 タケ科のミヤコザザ、チシマザサ、スズタケ。
幼 虫 体長35mm。黄色の縦縞がある。
撮影手記 会社の後輩と登山した際に登山道の途中で数頭のヒメキマダラヒカゲやクロヒカゲが飛翔していたため、撮影を試みた。
参考文献: 検索入門 チョウ@ 渡辺康之 著 HOIKUSHA 保育社