ヘリグロチャバネセセリ Thymelicus sylvaticus



ヘリグロチャバネセセリ
(岐阜県某所)


ヘリグロチャバネセセリ
(岐阜県某所)


ヘリグロチャバネセセリ
(岐阜県某所)


ヒメジョンの花を吸蜜するヘリグロチャバネセセリ
(岐阜県某所)

形 態 前翅長12〜17mm。スジグロチャバネセセリの♀と似るが、地色が淡く、外縁の黒褐色帯もうすい。♂♀は斑紋の差が少なく、♀はやや黒褐色帯が明瞭になる。
出現期 年1回の発生。低地では6〜7月、山地や寒冷地では7〜8月に出現する。終齢(5齢)幼虫で越冬。
生 態 草原、林縁の草地に棲む。ヒメジョオンやオカトラノオで吸密、素早く飛ぶ。湿地で吸水する。♂が♀を追飛するのがよく見られる。
食 草 イネ科のヒメノガリヤス、ヤマカモジグサなど。
幼 虫 体長25mm。白緑色で背線が幅広い。
撮影手記 岐阜県産のヤマキチョウを撮影後、偶然見つけ撮影した。高山蝶も一段落したので、少しでも撮影種を増やすために今年からは、狙った蝶でなくても蝶を見つけたら何でも撮影する事とした。
参考文献: 検索入門 チョウ@ 渡辺康之 著 HOIKUSHA 保育社