ギフチョウ Luehdorfia japonica |
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羽化したばかりのギフチョウ |
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![]() カタクリの花にとまるギフチョウ |
![]() ギフチョウの卵 |
形 態 | 前翅長27〜36mm。春型のアゲハチョウより小さく、黄色と黒色の縦縞模様がある。♀は♂よりやや大型で毛が少なく、♂と交尾した後には、腹部に交尾付属物がつく。ヒメギフチョウとよく似ており紛らわしい。前翅表の外側に並ぶ黄色斑の一番上が内側にずれる(ヒメギフチョウは一列に並ぶ) |
出現期 | 年1回の発生。春のみ現れるので”春の女神”の別名がある。羽化の早い場所では、3月の下旬から出現する。一般に4月上〜中旬が最盛期となる。♀は♂より1週間ほど羽化が遅れる。山地や寒冷地では5〜6月にも姿が見られる。 |
生 態 | おもに低山地の雑木林、スギの植林地に棲み、山地の落葉樹林にも見られる。アゲハチョウより遅く、地表を低く飛ぶことが多いが、♂は林縁に蝶道をつくり、活発に飛び回る。カタクリ、ショウジョウバカマ、スミレ類、サクラ類などで吸蜜する。♀は食草の葉裏に5〜10卵まとめて産卵する。夏までに蛹化して、そのまま蛹で越冬する。 |
食 草 | ウマノスズクサ科のカンアオイ属(ヒメカンアオイ、コシノカンアオイ、ミヤコアオイなど)が主。フタバアオイ、ウスバサイシンも食べる。 |
幼 虫 | 中齢まで集団生活をする。終齢(5齢)は体長35mm。ビロード様の黒色、灰白色の長毛をもつ。 |
撮影手記 | 2002年3月25日、子供と一緒に「カタクリの花とギフチョウ」の撮影に出掛けました。あいにく、「カタクリ」にとまる「ギフチョウ」を撮影できませんでしたが、「カンアオイ」の自生地を訪れたところ、運良く羽化したばかりの「ギフチョウ」を撮影することが出来ました。 |