アサマイチモンジ Limenitis glorifica



翅を休めるアサマイチモンジ
(恵那市 2015.5.29)

ママハハコの花を吸蜜するアサマイチモンジ
(高山市 2009.9.6)



形 態 前翅長27〜38mm。イチモンジチョウと混同されやすい。前翅表中室の白斑が明瞭、白帯の中間にある2個の白色斑が外側にずれる。♀はやや大きく白斑が発達する。
出現期 暖地では5〜10月にかけて、年3〜4回の発生、イチモンジチョウとの混棲地では、1週間ほど羽化が早い。寒冷地では年1回の発生に終わる。
食 草 スイカズラ科のスイカズラが主。
幼 虫 体長35mm。頭部は褐色、胴部は緑色で。各節に1対の突起をもち、前半部にある3対の突起が、イチモンジチョウより、長く、後部の突起も長い。
撮影手記 クモガタヒョウモンの撮影に恵那市を訪れた。目的は果たせなかったが、新鮮なアサマイチモンジが複数頭、飛翔しており何度も撮影チャンスがあったため、非常に鮮明な写真を撮ることができた。
参考文献: 検索入門 チョウ@ 渡辺康之 著 HOIKUSHA 保育社