アカシジミ Japonica lutea

アカシジミ
(岐阜市三田洞 2016.6. 4)


 
アカシジミ
(岐阜市三田洞 2016.6. 4)


形 態 前翅長16〜22mm。地色は橙色。裏面に白色条がある。前翅の翅頂から外縁にかけて、黒色帯がある。♀はやや大型、♂と斑紋の違いは少ない。
出現期 年1回の発生。5月下旬から羽化を始め、低山地では6月に多い。寒冷地では7月に羽化する。越冬態は卵(卵内初齢幼虫)。
生 態 平地から低山地のコナラ・クヌギの雑木林に棲む。日中、クリやヒヨドリバナで吸蜜。♂は早朝と夕方5時以降日没まで、さかんに飛び回る。
食 樹 ブナ科のコナラ、クヌギ、ミズナラ、カシワ。
 幼 虫  体長17mm。黄緑色、背面の隆起が高い。
撮影手記 ウラナミアカシジミとともに撮影を試みた。ウラナミアカシジミを無事に撮影し、アカシジミも撮影できれば.....でも、1度に2種の撮影は無理なのではと考えながら辺りを探索していると散歩?をされている方から鳥ですか?昆虫ですか?との質問。ウラナミアカシジミを撮影した事をお話すると、そうですかと言われ、直ぐ近くにアカシジミがいる事を教えて下さった。お名前をお聞きするとこの場所を教えて頂いた川上さんだった。川上さん、お陰様で無事にアカシジミも撮影することができました。有難う御座いました。
参考文献: 検索入門 チョウ@ 渡辺康之 著 HOIKUSHA 保育社