2007年07月27日

オオイチモンジ雌蝶の撮影

2006年はオオイチモンジの♂蝶の撮影に成功したものの、惜しくも♀蝶の撮影
ができなかったため、今年は♀蝶の撮影に挑戦した。
撮影は昨年見つけておいた産卵木で”じっと”チャンスを待ち行った。
しかし、400mmの望遠産レンズを準備し撮影したものの、何分、産卵木が遠く
満足のいく写真を撮る事が出来なかった。
幸い♀蝶を採集するチャンスがあったので、仕方が無く採集し、自宅の鉢植え
ドロノキで撮影を行った。今回の結果から県内でのオオイチモンジ♀蝶の撮影
は難しいことかも知れないが、来年は現地での生態写真の撮影に再挑戦しよう
と考えている。

【後翅の白帯が鮮やかなオオイチモンジの雌蝶】

【ドロノキに産卵するオオイチモンジの雌蝶】





Posted by at 4:31 午後
Edited on: 2008年06月12日 12:06 午前
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2007年06月13日

クモマツマキチョウの生態写真撮影

5月下旬からクモマツマキチョウの生態写真を撮影すべく何度か高山市を訪
れたのだが、天候に恵まれず、なかなか、成虫に出会うことが出来なかった。
今日は、今年最後の挑戦という気持ちで休暇を取り、再 び高山市を訪れた。

この日は、朝から快晴でクモツキ撮影には絶好の天候となった。何とか、ミヤ
マハタザオの花にとまるクモツキを撮影しようとハタザ オが自生する場所まで
登り、暫くクモツキが訪れるのを待った。
白っぽい蝶がチラホラ飛び出したので、クモツキか?っと思い採取してみたが、
スジグロシロチョウで一向にクモツキが現れる様子がない。ハタザオに産卵さ
れた卵でも撮影しようと探してみても産卵されたハタザオもない。

そこで、ハタザオは少ないが、先日、訪れた際に大阪の方から昨年クモツキを
見たと教えて頂いた場所に移動し、ハタザオに吸蜜する白い蝶を見つけ確認し
たが、やはりスジグロだった。

今日もクモツキを見つける事ができないのか~っと谷の奥に暫く眺め ていると
オレンジ色の蝶が素早く、降りてきてハタザオにとまった。

間違いない”クモツキだ”っと逸る気持ちを押さえカメラをクモツキにやろうとする
が、動きが素早く撮影できそうにない。慌てて捕虫網を振りかざし採取してしま
った。その後、現地での生態撮影のため、別のクモツキが来な いかと待ってみ
たが現れず、結局、自宅で撮影することとした。

やはり、この地での生態写真の撮影は難しいのかも知れないが、また、来年、挑
戦してみようと思う。
【クモマツマキチョウの棲息する谷】
 
【谷間でみつけたクモマツマキチョウ♂】
 
 

Posted by at 12:43 午前
Edited on: 2007年06月17日 1:25 午後
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