ドロノキ Populus maximowiczii

ドロノキ(ドロヤナギ)の葉
(岐阜県某所 2013.8.3)

落葉高木。樹高は20〜30m、胸高直径は60〜80cm、時には1.5mになる。葉は単葉で互生する。葉身は楕円形または広楕円形で、長さ6〜15cm、幅は3〜7cm。葉柄は2.5〜4cm。葉の表面は濃緑色、裏面は白色を帯び、表裏面ともはじめ毛があるがのちに無毛。葉縁は細かい鈍鋸歯があり、葉先は微凸頭となる。葉脚は心形または円形。花は5月。北海道・本州(中部山岳地帯)に分布し、山地帯上部から亜高山帯下部の河川沿いに生える。