【越冬中のオオムラサキの幼虫】

冬至も過ぎ、いよいよ、寒い冬の到来です。この日は「オオムラサキ」の幼虫がどうしているのか観察にでかけました。「エノキ」の葉を一枚一枚めくり、2頭の「ゴマダラチョウ」と1頭の「オオムラサキ」を見つけることができました。1.0cm〜1.5cm程度の大きさで、枯葉に近い色をしています。写真(上)は「ゴマダラチョウ」、写真(下)は「オオムラサキ」です。幼虫時代の「オオムラサキ」と「ゴマダラチョウ」は似ていますが、良く見ると「オオムラサキ」の方が一回りくらい体が小さく、4つの突起がはっきりしています。(ちなみに「ゴマダラチョウ」も本種は3対ですが、小さい突起を含めると4対あるものがいます)

                     (美濃加茂市にて2001年12月23日撮影)



【越冬幼虫を見つけたエノキ】

「オオムラサキ」の越冬幼虫を探しに再び訪れましたが、正月に降った雪が残っており、結局、この日は見つけることができませんでした。仕方が無いので、上の幼虫を撮影した「エノキ」を撮影しました。ちなみにこの「エノキ」の根元を再度、探しましたが、もう、幼虫を見つけることはできませんでした。

                      (美濃加茂市にて
2002年1月12日撮影)