【頭部から尾脚に向かって体液を送っています】


「オオムラサキ」の幼虫3頭の内、1頭(越冬幼虫から飼育)が越冬以来、いっこうに台座を作らずいつも、「エノキ」の枝に静止していました。食欲は旺盛で立派に育っていたのですが、うまく蛹化できるかが心配でした。案の定、カンレイシャにつかまり、尾脚に糸もつけず、鉢の下の方で前蛹期をむかえ、このまま蛹にさせては落下し死なせてしまうことになりまねない状態でした。そこで、タッパーに幼虫を急遽移動し蛹に無事変体するかを見守る事にしました。

                    (2002年6月8日[14時27分00秒]撮影)